夢現

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【夢現】鼻

就寝中の深夜、枕元に置いてあるスマホから、それはそれは小さな音で、リリリリリーン・・・リリリリリーン・・・と、神々しい鈴の音のように鳴っていた。 スマホの画面を確認すると、ふた文字のカタカナ名が表示され、『+800』で始まる番号だった。 わ...
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真夏の朝の怪体験

わたしが20代前半の頃の話。平日のある朝のこと、いつものように目覚まし時計のアラーム音で目を覚まし、寝ぼけ眼まなこでベットの上でうだうだしていると、隣の部屋からチラッ、チラッとこちらを覗く人影みたいなものが見え隠れしていた。 当時住んでいた...
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【夢現】今頃ですか

一昨年亡くなった、友人が夢に出てきた。 場面は大教室だった。大学の授業なのか、企業研修なのか、そして何で自分がそこにいるのかも分からなかったが、夢のシチュエーションは大抵そういうものだろう。わたしは壇上に向かって右側の島最後列左から3番目の...
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【夢現】忘れないうちに

午前の仕事を終え、昼食はどこで取ろうか街をぶらぶらしていたら商店街があった。 車1台が通れるくらいの道幅の商店街で両側にはいろいろな商店が立ち並び、百貨店を横並びにした感じだ。そうそう、わたしが子供の頃はこういう商店街が大小町々にあったもの...
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妻は夢現(ゆめうつつ)

先週は水、木、金、土と4連チャンの外飲みが続き、連チャンが身に徹える年齢になったが、妻は日曜日も仕事の後にイベントの懇親会があったので5連チャンだった。したがって日曜の晩、既に程よく酔って(常人だったら酩酊だろう)帰宅した妻は、疲れと酔いと...
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【夢現】センターミラー

わたしはタクシーに乗っていた。 運転手の真後ろの後部に座っていた。 センターミラーには運転手の顔が映っている。 ぎょろっとした大きな目をした女性ドライバーだ。 いつの間にか助手席には女性客が、わたしの左隣には男性客がひとり座っていた。 わた...
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【夢現】訪問者

自宅居間の座卓でラーメンを食べていると、母の知り合いが訪ねてきた。この知り合いはわたしも知っている知り合いで、いつも玄関で用を済ますが、この日は家に上がってきた。このようなことは、はじめてであった。 玄関を入ると右側が居間だったが、わたしの...
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【夢現】変な立ち食いそば屋

立ち食いそば屋に入った。店内は暗く、長方形をした細長い作りだった。食券機はなく、両サイドにテーブルが各々4卓あり、中央の通路を進むと店内の半ばくらいの右側に厨房があり、注文を受ける店員と調理する店員のふたりがいた。 わたしが、注文を受ける店...